ダックスフンドはその愛らしい姿とおおらかな性格で多くの飼い主に愛されていますが、実はかなり太りやすい犬種でもあります。
特に食欲が旺盛すぎて、気づかぬうちに体重が増えてしまうことが多いです。
太ることで関節や背骨に負担がかかり、健康面に深刻な影響を与えることもあります。

この記事では、ダックスフンドが太りやすい理由と、その対策方法について詳しく解説します。
愛犬の健康を守るために、ぜひ参考にしてみてください。
ダックスフンドってどんな犬?

ダックスフンドは、特徴的な長い体と短い足が魅力的な小型犬です。
元々は狩猟犬として、穴に住む動物を追いかけるために育てられました。
だから、穴掘りはめっちゃうまいです!
おおらかな性格で、しっかりとしつければ家庭犬としてもとても優れています。
見た目はユニークで可愛らしく、愛される存在です。
それでは、さっそく本題に入っていきます!
ダックスフンドがおデブになりやすい理由とは?
2. 足が短い
3. おやつのあげすぎ
4. 太りやすい遺伝的な要素がある
5. 年齢
ダックスフンドが太りやすい理由は、いくつかの要因が絡み合っています。
かわいらしい外見の裏には、実は意外にも肥満の原因となる性格や体型が隠れています。
では、どんな理由がダックスフンドの肥満につながりやすいのか、じっくり見ていきましょう。
1. 食欲が半端ない

ダックスフンドは、まじで食いしん坊な子が多いです!
我が家のダックスフンドも、びっくりするくらい食いしん坊で、自分のご飯を食べ終わると、他の子のご飯も横取りしようとするので、ご飯中は常に見張っています笑。
その結果がこちらです!

やはり、およそ90%の人が自分のダックスフンドが食いしん坊であると回答しました。
食事の時間だけでなく、私がキッチンに行くと一瞬でご飯を作ってると理解して、飛びついてきます。
私がソファーでおやつを食べている時に何かが落ちてくるのをずっと待っている様子です。笑
食欲が多すぎるが故に、飼い主がたくさんのおやつをあげてしまうのも肥満の大きな原因になるので注意しましょう。
また、ダックスフンドはお腹がいっぱいでも、「もっと食べたい」という気持ちを持ち続けることが多いため、食べる量をコントロールするのがなかなか難しい犬種です。
フードのパッケージに記載されている推奨量をしっかりと守りましょう。
2. 足が短い

ダックスフンドは、その特徴的な長い体と短い足で知られていますが、この足の短さが肥満の原因になることがあります。
短い足のため、他の犬に比べて走る距離や活動量がどうしても少なくなりがちです。
長時間の散歩が難しく、活発に走るのが苦手なため、運動不足になりやすいんですね。
運動量が少ないと、消費カロリーが不足してしまい、体重が増える一因となります。
短い足を活かして、軽めの散歩や室内での遊びを取り入れるなど、適度な運動を日々心がけることが重要です。
3. 遺伝的な傾向

ダックスフンドは、遺伝的に太りやすい体質を持っているとされています。
特に、食べ物に対する強い執着心が原因で、食べ過ぎてしまうことが多いです。
また、ダックスフンドの体型自体が、太りやすい構造になっていると言われています。
そのため、飼い主が気をつけて管理しないと、簡単に体重が増えてしまいます。
この遺伝的な傾向は避けることができませんが、飼い主としてできる最大の予防策は、やはり食事と運動の管理です。
5. 年をとっても食欲が止まらない

年齢を重ねると、ダックスフンドの基礎代謝が少しずつ低下していきます。
若いころはエネルギッシュに動き回るダックスフンドも、年齢を重ねると運動量が減少し、基礎代謝が落ちてきます。
この時期に食事量やおやつの量を見直さないと、体重が簡単に増えてしまうんです。
また、年齢が上がるにつれて、関節や背中に問題が出ることもあります。
そうすると運動量がますます減り、肥満が進行してしまいます。
シニア期には、無理のない運動を取り入れると同時に、食事を少し減らすなどの調整が大切です。
ダックスフンドの適正体重は?

適正体重は、犬のサイズによって異なるので当てにしすぎないでください!
一般的より小さいのに適正体重を超えていたり、明らかな場合の時の判断材料にしてください。
では、ダックスフンドの体重に関する詳細を説明します。
1. ダックスフンド

標準的なダックスフンドの体重は、約 8kg〜13kg ほどが理想的です。
適正体重を超えると、腰や背中に負担がかかりやすく、特にダックスフンドは腰椎の問題(椎間板ヘルニア)を抱えやすいため、体重管理がとても重要です。
2. ミニチュアサイズのダックスフンド

ミニチュアダックスフンドは、通常のダックスフンドよりもさらに足が短く、体重は 約3.5kg〜5kg が理想的です。
このサイズは、小柄でコンパクトな体型ですが、食べ過ぎや運動不足になりやすい傾向があります。
ミニチュアサイズでも、肥満になってしまうと関節や内臓に負担をかけ、健康に悪影響を与える可能性があるので、注意が必要です。
3. カニヘンダックスフンド
カニヘンダックスフンドは、ダックスフンドの中でも最も小さいサイズです。

体重は 約3kg程度が理想的です。
カニヘンは、小さくてかわいらしい見た目が特徴ですが、過剰な食事や運動不足で太りやすい傾向があります。
健康を維持するためには、過度の肥満を避けることが非常に大切です。
おデブかどうかの見分け方
ダックスフンドの体型がどう見えるかを確認することが一番の目安です。

理想的な体型と比べて、以下のような特徴が見られると、肥満のサインかもしれません。
-
腹部が膨らんでいる
お腹が膨らんで、横から見たときにウエストがない、またはほとんど見えない場合、肥満の可能性があります。健康的な体型では、腹部に少しだけ引き締まったラインが見えることが理想です。 -
肋骨が触れにくい
ダックスフンドは健康的な体重だと、肋骨に軽く触れることができます。肥満気味の犬は、肋骨が触れにくくなるか、まったく触れないことがあります。手で触ってみて、肋骨を感じることができるか確認してみましょう。 -
腰のくびれが見えない
理想的な体型では、ダックスフンドの腰にはくびれがあり、背中からお腹にかけて自然にラインがつながります。もし、腰回りがまるで太っているかのように膨らんでいる場合、それは肥満の兆候です。
ダックスフンドがおデブになるとどうなる?

ダックスフンドが太ると、さまざまな影響を与えます。
まず、肥満は腰や背中に対する負担が多くなることや、膝や股関節のトラブルが進行しやすくなります。
さらに、心臓への負担が増し、呼吸がしづらくなることもあります。
肥満はさまざまな病気のリスクも高め、精神的にもストレスや孤独感を引き起こすことがあります。
最終的には、肥満によって寿命が短くなる可能性もあるため、体重管理が非常に重要です。
ダックスフンドがおデブにならないためには?
1. 食事の管理

ダックスフンドのダイエットで最も重要なのは、適切な食事です。
2. 適切な運動
ダックスフンドは元々活発な犬種ですが、肥満による体調不良や関節の負担を避けるため、無理のない運動を取り入れることが大切です。
軽い散歩を日常的に行い、無理なく体を動かすことが推奨されます。

そこでオススメなのが、この写真にも写っているコング!!
コングは、ラグビーボールのように不規則に穴が空いていて、バウンドするたびに音が鳴るボールみたいな商品です!
真ん中に穴が空いていて、そこにおやつを詰めることもできて、取り出すのに時間がかかるため、少ない量の餌を時間をかけて楽しむことができるので肥満対策にもぴったりです!
ジャンプはできるだけ避け、腰や関節に優しい運動になるように調整してください!
3. 定期的な体重チェック

ダイエットを始めたら、定期的に体重を測り進捗を確認することが重要です。
体重の減少が順調であることを確認しながら、必要に応じて食事や運動内容を調整します。
ダックスフンドがデブにならないために! まとめ
ダックスフンドが太らないためには、食事と運動の管理が非常に重要です。

まず、適切な食事量を守り、低カロリーのフードやおやつを選ぶこと、定期的な運動を取り入れることが大切です。
また、食事の回数を一定に保ち、過剰な食べ物やおやつを避けるようにしましょう。
健康的な体重を維持するためには、愛犬の体調や生活習慣に合わせた管理が不可欠です。
ダックスフンドは健康な体型を維持することで、長く元気に過ごすことができます。
愛犬の健康を守るために、今日から少しずつ実践していきましょう。
関連記事はこちらから!!
コメント