「ヒラメの飼育に興味があるけど、どうすればいいのかわからない…」
「釣ったヒラメを自宅で飼いたいけど、どんな設備が必要?」
「ヒラメって飼うのが難しいの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、本記事ではヒラメの生態・必要な飼育設備・餌・混泳の可否・トラブル対策まで、超詳細に解説します!
ヒラメは海水魚の中でも比較的丈夫で飼いやすい部類ですが、適切な環境を整えないと体調を崩してしまいます。
水質の管理や餌の選び方、適切な水槽サイズなど、事前に準備することで長く健康に飼育できます。
ヒラメの特徴や飼育に必要な知識をしっかり押さえることで、初心者でも安心してヒラメを飼育できるようになります!
ヒラメは肉食魚 – 小魚や甲殻類を捕食し、待ち伏せ型の狩猟スタイルを持つ。
水槽は大型が必須 – 最低でも90cm以上が推奨。
海水環境の維持が重要 – 海水比重(1.020~1.025)を維持。
餌は生き餌から始める – エビ・小魚を好み、徐々に人工飼料に慣れさせる。
単独飼育が基本 – 混泳は難しく、同サイズの魚以外とは避けたほうが無難。
ヒラメって飼育できるの?
ヒラメの寿命
ヒラメの成長スピード
ヒラメの餌
ヒラメってなつくの?
他の魚と飼ってもいいの?

A: ねえねえ! ヒラメを釣ったんだけど、飼育できる?

B: できるよ!ちゃんと環境を整えれば、水槽でも育てられるよ。
ヒラメは比較的丈夫な魚ですが、適切な水質管理と広い水槽が必要です。
また、成長すると50cmを超えるため、長期的に飼育するには設備を整えることが重要です。
ヒラメってどんな魚?
ヒラメは、日本沿岸を中心に生息する底生性の肉食魚で、砂泥地に身を潜めて獲物を待ち伏せる特徴があります。
その独特な体形と、成魚になると50~80cmに達する大きさが特徴で、釣り人や食用としても人気があります。
見た目はやや平べったく、頭部が大きいのが特徴で、目は頭の上部に位置し、砂に潜りながら周囲を警戒するのに適した形状をしています。
また、ヒラメは環境に応じて体色を変えることができ、砂地にいるときは茶色っぽく、岩場にいるときは暗い色に変化することがあります。
これは外敵から身を守るためのカモフラージュ能力であり、非常に優れた適応能力を持っています。
ヒラメはまた、片側の目を自由に動かすことができる特徴があり、獲物を察知すると瞬時に反応し、素早く捕食します。

この写真にヒラメがいるんだけど、どこにいるかわかる??

え、??? ここにヒラメがいるの?

見つけた!!! 真ん中の上の方にいるね!!

こんなふうに砂と同化して隠れるんだよ!
ヒラメの寿命は?

ヒラメの寿命は、自然界ではおおよそ7~10年とされています。
ただし、適切な環境で飼育すれば、より長く生きる可能性もあります。水質や餌の管理をしっかり行い、ストレスの少ない環境を作ることで、健康的に長生きさせることができるでしょう。
また、野生では外敵や環境変化の影響で寿命が短くなることもありますが、水槽飼育では天敵がいないため、10年以上生きることも可能です。
さらに、飼育環境が良好であれば、15年以上生きる個体も存在します。特に適切な水温管理と栄養バランスの良い餌を提供することで、健康的な成長を促すことができます。
ヒラメの成長スピード
ヒラメは成長スピードが比較的速く、1年で20cm程度に成長します。
年齢 | サイズ |
---|---|
1年目 | 15~25cm |
2年目 | 25~40cm |
3年目 | 40~60cm |
4年目以降 | 60~80cm |
最終的には80cm以上になる個体もいるため、水槽サイズには余裕を持たせましょう。
また、適切な餌と環境を提供すれば、より健康的に成長します。
成長速度は飼育環境や餌の種類によって大きく変わります。例えば、高タンパクな餌を与えると成長が早くなりますが、過度な餌やりは肥満の原因になるため注意が必要です。
また、水温が高めの環境では代謝が活発になり成長が促進されますが、急激な成長は健康リスクを伴うため、水温管理は慎重に行うべきです。
ヒラメの餌
ヒラメは肉食性で、小魚やエビ、イカなどを主に食べます。
飼育環境では、自然の食性を再現しつつ、栄養バランスを考慮した餌を選ぶことが重要です。
餌の種類 | 特徴 |
---|---|
活き餌(小魚・エビ) | 最も好むが、維持管理が大変。動きがあるため食欲を刺激しやすい。 |
冷凍餌(シラス・イカ・エビ) | 生餌に近いが、食べない個体もいる。解凍時の匂いがヒラメの食欲をそそる。 |
人工飼料(大型肉食魚用ペレット) | 慣れれば食べるが、警戒することが多い。栄養バランスが取れているため理想的な餌の一つ。 |
刺身や切り身 | 新鮮なものなら食べるが、硬すぎると飲み込みにくい場合がある。 |
ヒラメは待ち伏せ型の捕食者であり、動きのある餌に反応しやすいため、初めは活き餌を与えるのが一般的です。特に小魚やエビはヒラメの本能を刺激し、餌付きがよくなります。
冷凍餌や人工飼料に慣れさせる場合は、活き餌と混ぜながら与えることで、徐々に移行するのが効果的です。
人工飼料の中には、魚の匂いを強くしたものや、ヒラメの食性に特化したものもあるため、試してみる価値があります。
また、ヒラメは成長段階によって食べる餌のサイズが変わるため、幼魚のうちは小さめの餌を、大型になってきたら少し大きめの餌を与えるようにしましょう。
餌の頻度も重要で、成魚なら1日1回か2日に1回程度、食べ残しが出ないように適量を与えることがポイントです。
与えすぎると水質の悪化を招くため、食べ残しが発生しないよう注意しましょう。
ヒラメってなつくの?
ヒラメは基本的に人になつく魚ではありませんが、飼い主を認識して餌をねだるようになることもあります。
特に毎日決まった時間に餌を与えていると、ヒラメが飼い主の姿を覚え、水槽の前に近づいてくることがあります。
ただし、触れることは難しく、他の観賞魚のように人と積極的な交流をするタイプではありません。
ヒラメの魅力は、その狩猟本能に基づいた動きや、独特の生態を観察できることにあります。
環境に慣れると警戒心が薄れ、水槽の前に立つと近づいてくることもありますが、急な動きや水槽内への手の挿入などには敏感に反応するため、ストレスを与えないように注意しましょう。
それと、ショップにPSB買いに行ったら残っていたので迎えてしまった養殖ヒラメyg,です🥲
こちらは3cmくらいなので頑張って追いつかせて多頭飼いが夢です🥲
ヒラメちんの水槽に隔離飼育してたら小さいのにヒラメちん色…🥲🥲
こちらも餌食い良しですが、落ちたご飯は食べないのでこれからです🥲 pic.twitter.com/BLmHrxUfRd— あまぴか🐟隼華10期 (@amapika_momiji) January 25, 2024
他の魚と飼ってもいいの?

ヒラメは基本的に他の魚と飼うことは推奨されていません。
肉食性が強いため、小型の魚を一緒に飼うと捕食してしまう可能性があります。
しかし、大型魚との混泳は可能な場合もあります。例えば、同じくらいのサイズの魚であり、遊泳層が異なる種類であれば共存しやすい傾向にあります。
混泳可能な魚 | 注意点 |
クエ | サイズが同じくらいなら可能。ただし縄張り争いに注意。 |
タイ系の魚 | 同サイズ以上であれば混泳しやすい。 |
アイナメ | 比較的温和なため、混泳に向くが、スペースは広めに確保する。 |
逆に、以下の魚との混泳は避けたほうがよいでしょう。
混泳NGな魚 | 理由 |
小型の魚(メダカ、グッピーなど) | ヒラメが捕食する可能性が高い。 |
甲殻類(エビ、カニ) | ヒラメにとって格好の餌となる。 |
縄張り意識の強い魚 | ヒラメと争う可能性がある。 |
混泳を考える場合は、水槽のサイズを大きくし、魚ごとの隠れ家を作ることで、縄張り争いを避けられるよう工夫するとよいでしょう。
ヒラメの飼育に必要な準備
外部フィルター
ヒラメに適した床材
ヒラメを健康に育てるためには、適切な設備と環境を整えることが重要です。
水槽のサイズ、ろ過システム、水質管理、餌の供給方法など、すべての要素を考慮することで、ヒラメが快適に暮らせる環境を作りましょう。
適切なサイズの水槽と蓋
ヒラメは成長すると50cm以上になるため、小型の水槽では窮屈になってしまいます。
最低でも90cmの水槽を用意し、長期的に飼育するなら120cm以上の大型水槽が理想的です。
また、ヒラメは時折驚いて飛び跳ねることがあるため、水槽の蓋をしっかり閉めることが重要です。
蓋がないと、飛び出して怪我をする可能性があります。
特に夜間は活動的になるため、蓋の隙間がないか確認しましょう。
ヒラメは成長するにつれて活動範囲が広くなるため、水槽の奥行きも重要です。
幅だけでなく奥行きのある水槽を選ぶことで、より自然な環境を再現できます。
蓋つきでおすすめの水槽はこちらになります。
また、ヒラメは水流を嫌うため、強すぎる流れが発生しないように工夫することも大切です。
特に幼魚の場合、強い流れがあるとストレスを感じやすいため、水槽内の流れを適度に調整することが重要です。
外部フィルターの設置
ヒラメは海水魚のため、水質の維持が非常に重要です。
適切なろ過装置を設置し、清潔な環境を維持しましょう。
外部フィルターは、水の循環をスムーズにし、不純物を取り除くのに効果的です。
ヒラメは底生魚であるため、底砂の中に汚れが溜まりやすくなります。
これを防ぐために、定期的に水換えを行い、ろ過装置のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
フィルターの選択肢としては、オーバーフロー式フィルターが最も適しています。
オーバーフロー式は水の酸素供給量を増やし、より安定した水質を維持することができます。
ヒラメに適した床材
ヒラメは砂に潜る習性があるため、適切な床材を選ぶことが重要です。
床材の選び方によって、ヒラメの健康や行動に影響を与えるため、慎重に選びましょう。
粗い砂利や大きな石は、ヒラメが潜る際に傷つく可能性があるため避けましょう。
また、砂の厚さは5~10cm程度にすると、ヒラメが自然な行動をとりやすくなります。
さらに、砂の種類には注意が必要です。
細かすぎる泥砂は水質の悪化を招く可能性があるため、適度な粒のものを選ぶと良いでしょう。
よくあるヒラメの飼育トラブルとその対策
餌を食べない
他の魚を襲う
ヒラメを飼育する際には、いくつかのトラブルが発生する可能性があります。
以下のような問題が起こることがあるため、事前に対策を知っておくことが大切です。
水質悪化
ヒラメは水質の変化に敏感なため、水が汚れると体調を崩すことがあります。
特にアンモニアや硝酸塩の蓄積は健康に悪影響を与えるため、定期的な水換えが必要です。
また、ヒラメは砂に潜るため、底砂の掃除も定期的に行うことが重要です。
砂に溜まったゴミや有機物を取り除くことで、水質悪化を防ぐことができます。
餌を食べない
ヒラメが新しい環境に慣れるまで、餌を食べないことがあります。
また、人工飼料に慣れていない場合、なかなか食べてくれないこともあります。
また、餌の種類に変化を持たせることで、食欲を引き出すことができます。たとえば、シラスやオキアミなどを試しながら、どの餌に最も反応するか観察すると良いでしょう。
他の魚を襲う
ヒラメは肉食性が強く、小型の魚や甲殻類を捕食する習性があります。
そのため、適切な混泳相手を選ばないと、他の魚を襲ってしまうことがあります。
混泳相手としては、ハタ類やクエなど、ヒラメと同サイズ以上の魚が適しています。
ただし、エサの奪い合いにならないように注意が必要です。
ヒラメの飼育 Q&A

Q: ヒラメの水槽サイズはどのくらい必要?
最低でも90cm以上の水槽が推奨されますが、成長すると50cmを超える個体もいるため、最終的には120cm以上の水槽が理想的です。
水槽の高さはそれほど必要ありませんが、横幅と奥行きが広いものを選ぶことで、ヒラメがより快適に過ごせます。
大型のヒラメを長期間飼育する場合は、180cmクラスの水槽を用意すると安心です。

Q: ヒラメは淡水で飼える?
ヒラメは適切な塩分濃度(比重1.020~1.025)を維持する必要があり、淡水では体調を崩してしまいます。
海水を作るには、市販の人工海水の素を使用し、専用の比重計で塩分濃度を定期的に測定することが大切です。
海水の作り方はこちらを参考にしてください。

水換えの際も淡水ではなく、適切な塩分濃度の海水を用意しなければなりません。

Q: ヒラメは夜行性?
そのため、餌を与えるタイミングとしては、夕方から夜にかけての時間帯が適しています。

Q: ヒラメは人になつく?
ただし、触れることは難しく、基本的には観察を楽しむ魚です。

Q: ヒラメの適正水温は?
水温が高すぎるとストレスや病気の原因になり、低すぎると代謝が落ちて食欲不振を引き起こす可能性があります。
水温を安定させるためには、水槽用ヒーターやクーラーを導入し、常に適温を維持することが大切です。

Q: ヒラメは他の魚と混泳できる?
小型魚や甲殻類はヒラメの捕食対象になってしまうため、一緒に飼うことは避けたほうが良いでしょう。

Q: ヒラメはどんな餌を食べる?
飼育環境では、活き餌、冷凍餌、人工飼料をバランスよく与えるのが理想的です。
ヒラメの飼育 まとめ
ヒラメの飼育は決して難しくはありませんが、適切な環境を整えることが成功の鍵となります。
広めの水槽、質の良い水質管理、適切な餌を用意すれば、ヒラメは健康に育ちます。
✔ 水温は20~24℃を維持する
✔ 底砂はヒラメが潜れるものを使用する(サンゴ砂や細かい砂)
✔ 水質管理を徹底し、定期的な水換えを行う
✔ 最初は活き餌を与え、徐々に人工飼料に慣らす
✔ 基本は単独飼育、混泳は慎重に検討する
これらを守れば、ヒラメの飼育を長く楽しむことができます!
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