ジャック・ラッセル・テリアは、活発で賢く、エネルギッシュな小型犬として世界中で愛されている犬種です。
もともと狩猟犬として活躍していたため、非常に高い運動能力を持ち、好奇心旺盛で探求心が強いのが特徴です。

本記事では、ジャック・ラッセル・テリアの基本情報から、飼い主が共感できる「あるある」話、飼育のポイント、しつけのコツまで詳しく解説します。
ジャックラッセルテリアの基本情報
ジャックラッセルテリアは、19世紀にイギリスでキツネ狩りのために作られた犬種です。
猟犬としての血が流れているため、非常に活発で、独立心が強く、飼い主とのコミュニケーションを大切にする犬種でもあります。
■ジャックラッセルテリアの基本データ
- 原産国:イギリス
- 体重:5〜8kg
- 体高:25〜30cm
- 寿命:10〜13年
- 性格:活発、好奇心旺盛、賢い、頑固、甘えん坊
- 特徴:ジャンプ力が高く、走るのが速い
ジャックラッセルテリアは、小型犬ながらも驚異的な運動能力を持っているため、日々の散歩や遊びが非常に重要になります。
それでは、本題に入っていきます!
ジャックラッセルテリアあるある14選!
ジャック・ラッセル・テリアは、小柄ながらも驚くほどのエネルギーを持ち、個性的で愛らしい性格を持つ犬種です。
私は、記憶のない頃(多分4歳位くらい?)から、ジャックラッセルテリアを飼ってきて長い時間を共にし一緒に成長してきました。
そんな私が、ジャックラッセルテリアを飼っている人なら「あるある!」と共感できるエピソードを10個ご紹介します。
① 体力が無限!

ジャックラッセルテリアを飼っていると、一番驚かされるのがその無尽蔵のエネルギーです。
朝から晩まで元気いっぱいで、「さっき散歩に行ったばかりなのに、まだ走り回ってる…?」なんてことも日常茶飯事。
普通の犬なら満足するような長めの散歩でも、ジャックラッセルテリアにとってはウォーミングアップ程度。
公園でボール遊びをしても、「もう終わり?」と言わんばかりの目で見つめてくることもしばしば。飼い主の体力も試される犬種です。
② なんでも破壊する! おもちゃも家具もボロボロに…

ジャックラッセルテリアの噛む力と破壊力は想像以上。
普通のおもちゃでは数分も持たずにボロボロになってしまい、「えっ、これ昨日買ったばかりなのに?」と驚くことも珍しくありません。
お気に入りのクッションやソファの角も標的になりやすく、気づいたら穴が空いていることも。
特に子犬の頃は噛む衝動が強いので、しっかりと丈夫な噛むおもちゃを用意し、家具への被害を最小限に抑える工夫が必要です。
③ なんでも掘る!ソファーがボコボコに…
ジャックラッセルテリアは元々狩猟犬であり、地面に潜む獲物を掘り起こす習性があります。
そのため、庭がある家庭では要注意!
気づいたら芝生がボコボコ、植えたばかりの花壇が崩壊していることも…。
夢中になって穴を掘る姿は可愛らしいですが、庭を守りたいなら対策が必須です。

ソファーもすぐにボロボロにされてしまうので、布を被せましょう!
専用の「掘ってもいい場所」を作るなど、工夫してあげましょう。
④ ジャンプ力がすごい!机に乗られることも

ジャックラッセルテリアの運動能力の高さは驚異的です。
特にジャンプ力が尋常ではなく、ソファやベッドはもちろん、ちょっとしたフェンスなら軽々と飛び越えてしまいます。
お散歩中にリードを離してしまうと、あっという間にどこかへ行ってしまうので注意が必要。
ドッグランでも高い柵がないと簡単に脱走してしまうため、しっかりした囲いのある場所で遊ばせましょう。
⑤ 「遊んで!」アピールが激しい
とにかく飼い主と遊ぶのが大好きなジャックラッセルテリア。

「ボールを投げて!」「引っ張りっこしよう!」といったアピールが止まりません。
お気に入りのおもちゃを咥えてきて、何度も何度も催促してくる姿はとても可愛らしいですが、体力がついていかない飼い主にとっては少し大変かも…。
遊びが大好きな犬種なので、しっかりと時間を作って遊んであげることが大切です。
⑥ 頭が良すぎてイタズラも上手い
ジャックラッセルテリアは非常に賢い犬種で、しつけ次第でいろいろなことを覚えます。

しかし、その賢さが時にイタズラへと向かうことも…。
例えば、ドアを自分で開けて部屋に侵入したり、飼い主が隠したおやつの場所を記憶してこっそり盗み食いしたり。
時には、飼い主の行動パターンを読んで「今ならこっそりできる!」とイタズラを仕掛けることも。
賢いがゆえに、適切なしつけと知的好奇心を満たす遊びが必要になります。
⑦吠えやすい性格
警戒心が強く、環境の変化にも敏感なジャックラッセルテリアは、ちょっとした音や動きにも反応して吠えやすい性格です。
特にインターホンが鳴ると「敵襲だ!」と言わんばかりに吠えまくることも。
しつけをしないと無駄吠えが多くなってしまうため、飼い主がしっかりとリーダーシップを取ることが大切です。
⑧ 「かなりの甘えん坊」
しつけをしていると「絶対にやりたくない!」と頑固な態度を見せることがあります。
例えば、座れと言われても「いや、今はそんな気分じゃない」と無視することも…。

しかし、そんな頑固な一面とは裏腹に、飼い主に対してはとても甘えん坊。
膝の上に乗ってきたり、寝るときにぴったりくっついてきたりと、ギャップのある性格が魅力的です。
⑨ 他の犬と喧嘩しやすい!

ジャックラッセルテリアは元々狩猟犬であり、気が強い性格のため、他の犬と喧嘩しやすい傾向があります。
特に同じテリア系の犬とは相性が悪く、遊んでいたと思ったら急にケンカになることも…。
ドッグランではしっかりと様子を見て、相性の合う犬と遊ばせるようにしましょう。
⑩ お留守番が苦手
ジャックラッセルテリアはとても飼い主が大好きな犬種で、常に一緒にいたがります。
そのため、長時間のお留守番は苦手で、ストレスを感じやすいです。
寂しさから家具を破壊したり、吠え続けたりすることもあるので、お留守番のトレーニングをしっかり行うことが大切です。
ジャックラッセルテリアはエネルギッシュで個性的な魅力がたっぷりの犬種ですが、飼い主の忍耐力と愛情が試されることも多いです。
しかし、そのやんちゃな性格も含めて、一緒に過ごす時間はとても楽しく、愛おしいものです。
ジャックラッセルテリアとの生活を楽しんでいきましょう!
⑪ 注射が苦手

病院での注射が大の苦手なジャックラッセルテリア。
診察台に乗った瞬間にソワソワし始め、注射器を見た途端にブルブル震え出すこともあります。
暴れて逃げようとする子も多く、飼い主は毎回なだめるのに一苦労。
病院の待合室で他のワンちゃんが平然としているのを見て「どうしてそんなに落ち着いていられるの?」と驚くこともしばしば。
終わった後は、すっかりふてくされてしまい、帰り道の足取りが重くなることもあります。
⑫ 食いしん坊
とにかく食べることが大好き!おやつの袋を開ける「カサッ」という音には驚異的な反応を見せ、どこにいてもすぐに駆けつけてきます。
ご飯の時間が近づくと、飼い主をじっと見つめながら無言の圧力をかけてくることも…。
食欲旺盛で、お皿に入ったご飯はあっという間に完食!
しかし、食べすぎると太りやすい体質なので、しっかりと食事管理をしてあげることが大切です。
飼い主が何かを食べていると、おねだり攻撃が止まらず、うっかり負けてしまうことも。
⑬ 変な寝相
ジャックラッセルテリアの寝相はとてもユニークです!
体をねじったり、ひっくり返ったり、時には「どうしてそんな格好で寝られるの?」と思うようなポーズで熟睡しています。
飼い主がそばで写真を撮ろうとしても全く起きず、どんなに爆睡しているのかと驚くことも。
ソファの隙間に頭だけ埋めていたり、座ったまま寝ていたり。
見ているだけで思わず笑ってしまうこと間違いなし!
⑭ 飼い主の気持ちを読むのが得意
ジャックラッセルテリアはとても賢く、飼い主の感情を敏感に察知する能力に長けています。
飼い主が落ち込んでいると、そっと寄り添ってきて「大丈夫?」と慰めるような仕草を見せたり、逆に嬉しそうな時は一緒になってテンションを上げてくることも。
飼い主の行動パターンもよく覚えており、「そろそろ散歩の時間かな?」と察して自らリードのある場所へ行くことも。
まるで言葉がわかるかのような行動に、何度も驚かされること間違いなしです。
ジャックラッセルテリアとの生活は大変ですが、その分愛情深く、楽しい毎日を過ごせる魅力的な犬種です!
ジャックラッセルテリアの好きなこと
ジャックラッセルテリアは、エネルギッシュで遊び好きな犬種です。
もともと狩猟犬として活躍していたため、運動や知的な刺激を求める傾向が強く、活発な遊びやトレーニングを好みます。
ここでは、ジャックラッセルテリアが特に好きなことを紹介します。
走ること・運動すること
ジャックラッセルテリアは小型犬ながらも非常に運動量が多い犬種です。
ドッグランや広い公園で思い切り走り回るのが大好きで、ボール遊びやフリスビーなどのアクティブな遊びに夢中になります。
特に、障害物を飛び越えたり、素早く方向転換するのが得意なので、アジリティ競技にも向いています。
また、ジャックラッセルテリアは狩猟犬の血を引いているため、「獲物を追いかける」という本能が強く、ボール遊びが大好きです。
ボールを投げて取ってこさせる「レトリーブ遊び」は、彼らの狩猟本能を満たしながらエネルギーを発散させるのに最適な遊びです。
飼い主とのコミュニケーションも深まるため、毎日の遊びに取り入れると良いでしょう。
私のおすすめは圧倒的にコングです!
飼い主と一緒に過ごすこと
ジャックラッセルテリアはとても愛情深く、飼い主と一緒にいることが大好きです。
長時間の留守番は苦手で、できるだけ家族と一緒に過ごしたいと考えています。
散歩や遊びだけでなく、家の中でくつろぐ時間にも飼い主と触れ合うことで安心感を得ます。
特に、撫でてもらったり、一緒にソファでくつろぐことが好きなジャックラッセルテリアも多いです。
掘ること
ジャックラッセルテリアはもともと穴の中にいる獲物(キツネやアナグマなど)を追いかけるために改良された犬種のため、「掘る」という行動が本能的に大好きです。
庭や公園で穴を掘るのが好きな子も多く、室内でもクッションや布団を掘るようなしぐさをすることがあります。
穴掘りをさせたい場合は、砂場を用意するのも良い方法です。
探検・新しいことに挑戦すること
好奇心旺盛なジャックラッセルテリアは、新しい環境や刺激を求める傾向があります。
散歩コースを変えてみたり、新しいおもちゃを与えたりすると、とても喜びます。
また、アウトドア活動(キャンプやハイキング)も好きなので、自然の中を探検させると満足度が高まります。
ジャックラッセルテリアの嫌いなこと
ジャックラッセルテリアは活発で賢い犬種ですが、その性格や本能に合わないことにはストレスを感じたり、不満を持ったりすることがあります。
ジャックラッセルテリアが苦手なことや嫌いなことを理解し、ストレスの少ない環境を作ることが大切です。
退屈な時間が長いこと
ジャックラッセルテリアは非常にエネルギッシュな犬種で、毎日の運動が欠かせません。
散歩や遊びの時間が短かったり、飼い主が忙しくてかまってあげられない日が続いたりすると、ストレスがたまり問題行動(無駄吠え、噛み癖、家具を壊すなど)が増えることがあります。
特に、狭い室内で長時間じっとしているのは苦手です。
ジャックラッセルテリアは飼い主と一緒にいることが大好きな犬種のため、長時間の留守番は苦手です。
留守番が長くなると、分離不安になったり、ストレスでいたずらをしたりすることがあります。
どうしても留守番させる必要がある場合は、知育玩具を用意したり、ペットカメラで様子を見守ったりする工夫が必要です。
単調なしつけや強制的な訓練
ジャックラッセルテリアは賢い犬ですが、頑固な一面も持っています。
そのため、同じことを何度も繰り返す単調なしつけや、厳しすぎる訓練は苦手です。
強制的に何かをさせようとすると、逆に反発することもあります。
楽しく学べるように、褒めながらトレーニングを行うと、やる気を持って取り組んでくれます。
大きな音や急な環境の変化
ジャックラッセルテリアは警戒心が強く、大きな音(雷、花火、掃除機の音など)を怖がることがあります。
うちの子は掃除機が大っ嫌いでした。
また、急な環境の変化(引っ越し、新しい家族が増えるなど)に戸惑うこともあります。
音に敏感な子の場合は、怖がらせないように徐々に慣れさせることが大切です。
しつこく触られること
愛情深いジャックラッセルテリアですが、しつこく撫でられたり、無理に抱っこされたりするのは嫌がることがあります。
特に、遊びたい気分のときに抱きしめられると、じっとしているのが苦手なジャックラッセルテリアにとってはストレスになります。
愛犬の気持ちを尊重し、適度な距離感を保ちながら接することが大切です。
ジャックラッセルテリアを飼う際の注意点
ジャックラッセルテリアは活発で賢い犬種ですが、飼育するにはいくつかの注意点があります。
しっかりとした環境を整え、適切なしつけを行うことで、愛犬との楽しい生活を送ることができます。
ここでは、ジャックラッセルテリアを飼う際に気をつけるべきポイントを詳しく紹介します。
十分な運動量を確保する
ジャックラッセルテリアは非常にエネルギッシュな犬種で、運動不足になるとストレスを感じやすくなります。
そのため、毎日最低でも1時間以上の散歩に加えて、ボール遊びやドッグランで走り回る時間を確保することが大切です。
特に、知的好奇心も旺盛なので、頭を使う遊びやアジリティトレーニングなども取り入れると良いでしょう。
運動不足になると、問題行動(無駄吠えや噛み癖など)が増える原因になるため、しっかりと体を動かす時間を作りましょう。
しつけをしっかり行う
ジャックラッセルテリアは非常に賢い犬種ですが、頑固な一面もあるため、しつけには一貫性が求められます。
飼い主がリーダーシップを持ち、明確なルールを設定することで、無駄吠えや噛み癖などの問題行動を防ぐことができます。
子犬の頃から基本的なコマンド(「おすわり」「待て」「おいで」など)を教え、良い行動をしたときにはしっかりと褒めてあげることが大切です。
また、ジャックラッセルテリアは好奇心が強いため、さまざまな環境に慣れさせる「社会化トレーニング」も積極的に行いましょう。
長時間の留守番を避ける
ジャックラッセルテリアは、飼い主とのコミュニケーションをとても大切にする犬種です。
そのため、長時間一人で留守番をさせると、不安やストレスを感じやすくなります。
特に、子犬のうちは分離不安を起こしやすいので、短時間の留守番から徐々に慣れさせることが大切です。
どうしても長時間家を空ける場合は、知育玩具を用意したり、ペットシッターや家族に面倒を見てもらうなどの対策を考えましょう。
噛み癖・破壊行動の対策をする
ジャックラッセルテリアはもともと狩猟犬として活躍していたため、噛むことが大好きな犬種です。
特に、退屈していると家具や靴を噛んでしまうことがあるため、丈夫なおもちゃを用意して噛みたい欲求を満たしてあげましょう。
また、噛んでほしくないものをしっかり管理し、問題行動が出たときには適切に対処することが重要です。
噛み癖を直すためには、代わりに噛んでも良いおもちゃを与え、正しい行動をしたときに褒めてあげることが効果的です。
ジャックラッセルテリアに向いている人
ジャック・ラッセル・テリアはエネルギッシュで活発な犬種のため、特定のライフスタイルや性格の飼い主にぴったりです。以下のような人には特に向いています。
✔ アクティブな生活を送っている人
ジャック・ラッセル・テリアは非常に活発で運動量が多い犬種です。
日々の散歩や遊びの時間をたっぷり取ることができる人に向いています。
週に数回のランニングやアクティブな遊びができる生活スタイルの人なら、健康的で楽しい毎日を共に過ごせるでしょう。
✔ しつけに時間をかけられる人
賢くて独立心が強い反面、頑固な一面もあります。
そのため、しつけには根気が必要です。しっかりとしつけを行い、ルールを教えてあげられる人に向いています。
✔ 犬と遊ぶのが好きな人
ジャック・ラッセル・テリアはボール遊びやキャッチ、狩猟本能が刺激されるような遊びが大好きです。
飼い主と一緒に遊ぶ時間を楽しむことができる人にぴったりです。
ジャックラッセルテリアに向いていない人
逆に、ジャック・ラッセル・テリアの活発さや高い運動能力が合わない場合もあります。以下のような人には向かないことが多いです。
✖ 忙しくて運動の時間を取れない人
ジャック・ラッセル・テリアは非常にエネルギッシュで、十分な運動を与えないとストレスが溜まり、問題行動を引き起こす可能性があります。
日常的に運動や遊びの時間を確保することができない人には向いていません。
特に、一人暮らしで飼おうと思っている人は絶対やめてください!!!
絶対無理です!!!
✖ 静かでのんびりした犬を飼いたい人
ジャック・ラッセル・テリアは活発で好奇心旺盛なため、静かに過ごしたいと思う飼い主には向いていません。
吠えることが多く、活発に動き回る性格が苦手な人には適していないかもしれません。
ジャックラッセルテリアを飼うのは大変?

ジャック・ラッセル・テリアを飼うのは、決して簡単ではありません。
むしろ、結構大変だと思います!
この犬種は非常に活発でエネルギッシュなため、毎日の運動と遊びが欠かせません。
また、賢く独立心が強いため、しつけには時間と労力が必要です。
無駄吠えや問題行動が起こることもあるので、しっかりとしたトレーニングが求められます。
さらに、長時間の留守番が苦手で、飼い主と一緒に過ごす時間を好むため、忙しい生活を送っている人には大変かもしれません。
総じて、ジャック・ラッセル・テリアを飼うのは活発なライフスタイルを送る人に向いており、十分な時間とエネルギーを注げる覚悟がある人には楽しいパートナーになるでしょう。
ジャックラッセルテリアによくある誤解
ジャック・ラッセル・テリアは、その小さな体と愛嬌のある表情から「飼いやすい犬」と思われがちですが、実際は誤解されることが多い犬種です。ここでは、ジャック・ラッセル・テリアについてよくある誤解と、その真実を解説します。

1. 小型犬だから飼いやすい? → 実はかなり手がかかる!
誤解:
「ジャック・ラッセル・テリアは小型犬だから、運動量も少なく、初心者でも簡単に飼える。」
ジャック・ラッセル・テリアは、小型犬ではありますが、エネルギーレベルは大型犬並みです。毎日しっかりとした運動と刺激が必要で、放っておくとストレスから問題行動を起こすことがあります。初心者向きとは言えず、しつけや運動管理に手間をかけられる人向きの犬種です。

2. 室内でのんびり過ごせる? → 運動不足だと暴れます!
誤解:
「小型犬だから室内で大人しく過ごせるはず。」
ジャック・ラッセル・テリアは元々狩猟犬として活躍していた犬種であり、非常に活発です。十分な運動をさせないと、家具をかじる、無駄吠えが増えるなどの問題行動を起こすことも。毎日の散歩だけでなく、ドッグランやボール遊び、知育玩具を活用した遊びなどでエネルギーを発散させることが大切です。

3. 賢いからしつけが簡単? → しつけを間違えると手に負えなくなる!
誤解:
「ジャック・ラッセル・テリアは賢いから、すぐにしつけができる。」
確かに賢い犬種ですが、同時に頑固で独立心が強いため、しつけを間違えるとワガママな性格になりやすいです。リーダーシップをしっかりと示し、一貫性のあるしつけを行わないと、命令を無視するようになることも。しつけの経験が少ない人には、根気強さが求められます。

4. 他の犬やペットと仲良くできる? → 強い狩猟本能に注意!
誤解:
「犬は社交的だから、他の犬やペットとも仲良くできるはず。」
ジャック・ラッセル・テリアは、元々キツネ狩りなどで活躍していた狩猟犬であり、小動物を追いかける本能が強く残っています。そのため、猫や小鳥などのペットと一緒に飼うと、狩猟本能が刺激されて追いかけ回してしまうことがあります。他の犬とも相性次第では攻撃的になることがあるので、子犬の頃からの社会化がとても重要です。

5. 甘えん坊だからいつも一緒にいたい? → 自立心も強い!
誤解:
「ジャック・ラッセル・テリアは甘えん坊で、常に飼い主のそばにいたがる。」
ジャック・ラッセル・テリアは確かに愛情深い犬ですが、実は自立心も強いです。常にベタベタと甘えるタイプではなく、時には自由気ままに行動することもあります。ただし、留守番が長すぎると退屈してストレスが溜まり、破壊行動や無駄吠えにつながることがあるので注意が必要です。

6. 長時間の留守番も大丈夫? → 破壊しまくる可能性あり!
誤解:
「小型犬だし、室内でおとなしく留守番できるでしょ?」
真実:
ジャック・ラッセル・テリアはエネルギッシュで退屈しやすい犬種なので、長時間の留守番には向いていません。退屈するとストレスが溜まり、家具をかじる、クッションを破壊する、無駄吠えをするなどの問題行動が出ることがあります。どうしても留守番が必要な場合は、知育玩具やおやつを使い、できるだけ退屈しない環境を作ってあげることが大切です。

7. 食が細い? → 実は食欲旺盛で太りやすい!
誤解:
「小型犬だから、あまり食べないのでは?」
真実:
ジャック・ラッセル・テリアは食欲旺盛で、おやつの袋の音に敏感に反応します。食べ物への執着が強いため、与えすぎるとすぐに太ってしまいます。特に運動不足になると肥満になりやすいので、食事管理と適度な運動を組み合わせることが重要です。

8. すぐに飼い主に従う? → 自分がリーダーになりたがる!
誤解:
「犬は飼い主の言うことを聞くものだから、ジャック・ラッセル・テリアもすぐに従うはず。」
ジャック・ラッセル・テリアは独立心が強く、しっかりしたリーダーシップを示さないと、自分が家のリーダーだと勘違いしてしまいます。甘やかしすぎると、「自分がボス」と思い、言うことを聞かなくなることも。一貫したしつけと主導権を握ることが大切です。

9. 水遊びが好き? → 実は苦手な子も多い!
誤解:
「活発だから水遊びも大好きに違いない。」
ジャック・ラッセル・テリアは好奇心旺盛ですが、水が苦手な子も少なくありません。特に初めての水遊びの際に無理に泳がせようとすると、水を怖がるようになってしまうことも。水に慣れるには時間がかかるため、慎重に慣らしていく必要があります。
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