「庭でふわふわ飛んでいるかわいい虫、あれって何?」「透明な羽の不思議な生き物に一目惚れした!」
そんな声がSNSや身のまわりで聞かれるようになった今、じわじわと注目を集めているのが“オオスカシバ”という昆虫です。
でも、「あんなにかわいい虫、本当に虫なの?」「なつくって聞いたけど本当?」「飼ったり観察したりできるの?」
といった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、オオスカシバがなぜ“かわいい”と言われるのか、その見た目・性格・行動の魅力に加え、観察や飼育をするときのポイント、自然との付き合い方などをやさしく解説します。
「オオスカシバかわいい」の理由をしっかり知ることで、次に出会ったときの感動がもっと大きくなるはず!
✔ ガラスのように透明な羽が妖精みたいでかわいい
✔ 小さな体でホバリングする姿がぬいぐるみのよう
✔ なついてくれるような仕草にキュンとする
✔ 身近な場所でも観察できて、飼育も楽しめる
✔ 観察時のマナーや注意点もあわせて紹介
オオスカシバがかわいいところ!
・なつく
・刺さない
・ふわふわ飛んでる姿がぬいぐるみみたい
・家の庭でも見られる
妖精のような見た目。
オオスカシバのいちばんの特徴は、なんといっても羽が透明なことです。
まるでガラスでできているみたいに、光を受けるとキラキラと輝きます。
その透明な羽は、太陽の光に当たると角度によって虹のような色に見えることもあります。
まるで映画に出てくる妖精の羽のようで、とてもきれいです。
よく見ると、羽の表面には細かい模様があり、自然の中でこんなデザインがあるなんてすごい!と思えるほどです。
見るたびに違った表情を見せてくれるので、何度見ても飽きません。
オオスカシバは体の長さが3〜4センチくらいの小さな虫です。
小さいからこそそのかわいさが引き立ちます。
空中でピタッと止まって花の蜜を吸う様子は、まるで小さなヘリコプターみたいで、見ている人を驚かせます。
その動きはとてもなめらかで、まるで空中を泳いでいるようにも見えます。
花から花へと素早く飛び移る姿は、とても元気で、見ているだけで楽しい気持ちになります。
子どもも大人も思わず見とれてしまうかわいさで、つい「また会いたい!」と思ってしまう存在です。
なつく
オオスカシバは、よく観察していると人の存在に少しずつ慣れてくる様子が見られます。
庭で花の蜜を吸っているときなど、じっと見ていても逃げずに飛び回ってくれることがあります。
最初は警戒していたように見えても、何度か顔を合わせるうちに、自然と近くまで飛んできてくれるようになることもあります。
こうした変化は、観察している人にとってとても嬉しい体験です。
毎日のように同じ場所に現れる個体もいて、「また来てくれた!」と感じるとまるでペットのような親しみがわきます。
名前をつけたくなってしまうほどの愛着が生まれることもあるでしょう。
人の姿に慣れたように見える様子から、「この子、なついてくれてるのかな?」と思えることがあり、自然の中で小さな友達ができたような気持ちになります。
少しずつ距離が縮まる感覚が、「なついてくれるみたいでかわいい!」という気持ちにつながり、オオスカシバの魅力をさらに深く感じるきっかけになります。
こうした体験が、昆虫観察をもっと身近で楽しいものにしてくれるのです。

こちらの記事で寿命や、餌についても詳しく解説しております!
刺さない
見た目がスズメバチに似ているので、ちょっとびっくりするかもしれません。
でも、これは敵から身を守るための大切な工夫なんです。
ハチのように見えることで、他の動物たちが「危なそうだからやめておこう」と思ってくれるのです。
でも本当のオオスカシバはとってもおとなしくて、刺すこともなければ毒もありません。
怖がる必要はまったくありません。
見た目と中身のギャップがあるからこそ、「見た目はちょっとこわいけど、実はかわいい!」という声がたくさんあるのです。
ふわふわ飛んでる姿がぬいぐるみみたい
飛んでいるときのオオスカシバは、まるでぬいぐるみが空を飛んでいるみたいです。
体にはふわっとした毛が生えていて、光が当たるとキラッとします。
その毛はとても細かくて、ふわふわしているため、近くで見るとぬいぐるみや小さな動物のように感じます。
羽の音もブーンとやさしい音で、耳に心地よく響きます。
花のまわりを上手にホバリングしながら飛び回る姿は、見ているととても癒されて、疲れた気持ちがすーっと軽くなるような感じがします。
家の庭でも見られる
オオスカシバは、山や森だけじゃなくて、みなさんの家の庭や公園でも見られることがあります。
特に、クチナシやツツジ、アベリアといった花が咲いている場所が好きなので、花壇のあるところによく来ます。
夏の終わりから秋にかけて、朝や夕方に外に出てみると、ふわふわと飛んでいる姿に出会えるかもしれません。
おとなしい虫なので、近づいてきてもこわがらずに静かに見守ってあげましょう。
もし写真を撮るなら、ゆっくり近づいてカメラを向けると、きれいな写真が撮れるかもしれません。
最近では、X(旧Twitter)やInstagramで「オオスカシバかわいい!」という声がたくさんあがっています。
黙ってられない可愛さのオオスカシバ!
#このタグを見た人は黙ってオオスカシバをはる #insects pic.twitter.com/8Gb0Hoi8Jd— 蛾女(腹脚でハグして♡) (@oosukashibaka) February 15, 2025
きれいな羽の写真や、空中で飛んでいる動画がたくさんアップされていて、多くの人がそのかわいさに夢中です。
特に、羽の透明さやホバリングしている様子をうまく撮影した投稿は、多くの「いいね!」やコメントがついています。
「どこで会えるの?」「育ててみたい!」というコメントも増えていて、オオスカシバに興味を持つ人がどんどん増えてきています。
オオスカシバって、いつ見ても可愛いですね。
子供の時から大好きなガです。 pic.twitter.com/perN0cikQa— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) July 18, 2024
昆虫があまり得意じゃない人でも、「この子は別!」と言いたくなるような、そんな特別な魅力があります。
オオスカシバかわいいだけじゃない!
・飼育に必要な環境とは
・幼虫〜成虫までの成長過程
・注意点も!
・観察時のマナーと自然への配慮
・オオスカシバかわいい まとめ
どこで出会える?オオスカシバの生息地と探し方
オオスカシバは日本全国に広く分布していますが、特に暖かい地域や、季節の花がたくさん咲く公園や庭園などでよく見かけられます。
とくに、ツツジ、アベリア、クチナシなどの花が咲いている場所がオオスカシバにとって魅力的なポイントです。
春から秋にかけて、特に気温が20度を超えるような晴れた日には活動が活発になり、午前中や夕方の涼しい時間帯に飛び回る姿を観察しやすくなります。
双眼鏡や虫めがねを持って、静かに近づくことで、より細かく観察することができますよ。
飼育に必要な環境とは
オオスカシバは、幼虫から育てることもできるため、観察や学習の対象としても人気があります。
飼育を始めるには、まず食草であるクチナシの鉢植えや枝を用意しましょう。
そして、虫が逃げ出さないようなネット付きの飼育ケースを使います。
湿度と風通しのバランスを取るために、1日に1〜2回霧吹きで水分を与えたり、直射日光を避けて明るい日陰に置く工夫が必要です。
観察中に写真を撮って、記録をつけると、羽化の変化や食べる様子がわかりやすくなり、自由研究にもぴったりです。
幼虫〜成虫までの成長過程
オオスカシバの幼虫は主にクチナシの葉を好んで食べます。
孵化したばかりの幼虫は体が小さくて黄緑色をしており、成長につれて体が大きくなり、背中に白い線が現れることもあります。
脱皮を何度も繰り返して成長し、やがて地面やケース内の隅などで繭をつくり、蛹になります。
蛹の時期は約10日〜2週間程度で、その後、透明な羽を持った成虫へと羽化します。
成虫になると昼間に活動し、花の蜜を吸いながら空中でホバリングする姿を見ることができます。
幼虫から成虫への変化を毎日観察するのは、まるで命のドラマを見るような感動体験になります。
注意点も!
オオスカシバは、その見た目がスズメバチに似ているため、初めて見た人は驚くかもしれませんが、刺したり毒を持ったりすることは一切ありません。
とてもおとなしい性格の昆虫で、こちらから触ったり刺激を与えたりしなければ、攻撃してくることはありません。
そのため、小さな子どもと一緒に観察する際にも比較的安心して楽しめます。
ただし、すべての昆虫に共通することですが、体に無理な力を加えたり、長時間触れたりすることで、羽が折れたり、体が弱ってしまうことがあります。
とくに羽は非常に薄くデリケートなので、できるだけ触れないようにしましょう。
また、オオスカシバの幼虫は見た目がかわいいものの、体の表面に微細な毛があり、皮膚の弱い人やアレルギー体質の人には、触れるとかぶれやかゆみを引き起こすことがあります。
観察するときは手袋を着ける、観察後に手をしっかり洗うといった習慣をつけることで、安心してふれあうことができます。
さらに、屋外で観察しているときは、他の昆虫や動物との接触にも注意しましょう。
特にオオスカシバの周囲にはハチやアブなどが飛んでいることもあるため、周囲をよく見ながら行動するのが安全です。
こうした小さな配慮が、楽しい観察体験をより安心で快適なものにしてくれます。
観察時のマナーと自然への配慮
野生のオオスカシバを観察する際には、彼らが暮らしている自然の環境を大切にすることが大前提です。
無理に捕まえたり、枝を折ったり、花を揺らしたりすると、オオスカシバだけでなく、その周辺にいる他の生き物にもストレスを与えてしまうことがあります。
なるべく自然な距離を保ちながら、静かに見守ることを心がけましょう。
写真撮影をする際には、フラッシュの使用は控えましょう。強い光は昆虫にとって驚きやストレスとなり、逃げてしまうこともあります。
できれば自然光の中で、ホバリングや花のまわりを飛び回る姿をそっと撮影するのがベストです。
望遠レンズやズーム機能を活用すれば、近づかなくてもきれいな写真が撮れます。
オオスカシバかわいい まとめ
オオスカシバは、まるで妖精のような透明な羽や、ぬいぐるみのようなふわふわの姿がとても印象的な昆虫です。
スズメバチに似た見た目でびっくりするかもしれませんが、実はとてもおとなしく、人に慣れるような仕草を見せてくれることもあります。
そうした行動が「なついてくれるみたいでかわいい!」という気持ちにつながり、より身近に感じることができます。
さらに、SNSでも注目されていて、「オオスカシバかわいい!」という声がたくさん上がっているのも納得です。
自然の中で偶然出会ったり、自宅で育ててみたりと、さまざまな方法でその魅力を楽しむことができるのも大きなポイントです。
飼育を通して命の成長を観察できたり、写真を撮ったり観察ノートをつけたりすることで、自分だけの楽しみ方を見つけることができます。
注意点やマナーを守りながら接すれば、オオスカシバとの時間はもっと特別なものになるでしょう。
この記事を通じて、オオスカシバのかわいさや魅力をたっぷり感じていただけたならうれしいです。
あなたも、次にオオスカシバを見つけたときには、「かわいい!」と笑顔になっているかもしれませんね。
関連記事はこちらから!!
オオスカシバの寿命はどれくらい?長生きさせるために大事なこと5選!
コメント