シラコダイって可愛いけど、海水魚の飼育って難しそう…」
「初心者でも飼えるの?」「他の魚と混泳できる?」「そもそもどんな魚なの?」

そんな疑問を持っている方のために、本記事ではシラコダイの特徴や寿命、成長速度、餌の選び方、混泳の可否、飼育環境の整え方まで、幅広く詳しく解説します!
「水族館で見たあの美しい魚、自分の家でも飼えるかも?」と思っているあなたへ。
この記事を読めば、シラコダイをペットとして迎える際の注意点や、ありがちなトラブルの対策、そして飼育の楽しさがわかります。
記事のポイント
✔ シラコダイは初心者でも工夫次第で飼育可能
✔ 美しく活発な性格で、水槽を華やかに彩ってくれる
✔ 飼育には海水管理・水温管理・混泳の工夫が必要
✔ 正しい知識があれば、長く元気に育てられる魚!
シラコダイの飼育
・シラコダイの寿命は?
・シラコダイの成長速度
・シラコダイの餌
・シラコダイってなつく?
・混泳してもいい?
シラコダイってどんな魚?
シラコダイはスズキ目チョウチョウウオ科に属する熱帯魚で、美しい白色の体に黄色のアクセントが特徴です。
体型はやや平たく、観賞魚としての魅力を存分に持ち合わせています。
主にサンゴ礁の浅瀬に生息しており、群れを作って泳ぐ姿が非常に美しいと評判です。
野生のシラコダイは主にインド太平洋地域に広く分布しており、特に日本の伊豆諸島や沖縄周辺などの温かい海域でよく見られます。
水深10〜30メートルほどのサンゴ礁や岩場で生活しており、日中は活発に泳ぎ回り、夜になると岩陰に身を潜めて休むという習性があります。
自然界ではプランクトンや小型の無脊椎動物を食べており、その食性も飼育に役立つポイントの一つです。
また、シラコダイは色彩の美しさだけでなく、優雅な泳ぎ方や、他の魚との関わり方も見どころのひとつです。
群れで行動するため、水槽に複数匹導入することで自然に近い行動を観察することができ、よりリアルな海の世界を再現することができます。
ただし、複数飼育には十分な広さのある水槽と、隠れ家をしっかり確保してあげることが重要です。
シラコダイの寿命は?
シラコダイの平均寿命は5〜7年ほどとされていますが、飼育環境が整っていれば8〜10年生きることも珍しくありません。
寿命を伸ばすためには、日々の水質チェック、定期的な水換え、ストレスを与えない環境づくり、そして栄養バランスの取れた餌やりが大切です。
また、水温やpHの急激な変化は寿命を縮める原因にもなるので注意が必要です。
シラコダイの成長速度
シラコダイは比較的成長が早い熱帯魚のひとつで、飼育開始から数ヶ月で体長10cm前後に達することもあります。
稚魚のころは非常に小さく繊細ですが、十分な栄養を取りつつ適切な水質を維持すれば、目に見えて成長していきます。
特に成長期にはタンパク質を多く含んだ餌を与え、ストレスの少ない静かな環境を保つことが大切です。
光のサイクルや水流の強さも成長に影響を与えるため、自然に近い環境を再現することが効果的です。
また、成長に応じて水槽のサイズを見直したり、他の魚との相性を確認することも長期飼育のポイントです。
定期的な体長の計測や観察日記をつけることで、個体ごとの成長具合を把握しやすくなります。
以下は、成長段階に応じた特徴と飼育のポイントをまとめた表です。
成長 | 特徴 | 飼育ポイント |
---|---|---|
稚魚期 | 非常に小さく繊細。栄養と水質管理が重要。 | 水質の安定と静かな環境が必要。 |
成長初期 | 数ヶ月で体長5〜7cm程度に成長。 | 十分な栄養と適度な運動環境を確保。 |
成長期 | 体長10cm前後に達する。タンパク質豊富な餌が効果的。 | 餌の種類に配慮し、ストレスを避ける。 |
成魚期 | 成長は落ち着き、飼育環境の維持が鍵となる。 | 観察と水槽の見直し、混泳の調整が必要。 |
シラコダイの餌
シラコダイは雑食性で、人工飼料(フレークやペレット)を基本としつつ、冷凍アミエビやブラインシュリンプ、生餌なども好んで食べます。
自然界ではプランクトンや小さな甲殻類、藻類などを捕食しているため、飼育下でも栄養の偏りを防ぐことが重要です。
特に食欲が落ちたときや、健康状態が不安定なときは、生餌を与えることで食欲を刺激することができます。
餌のローテーションを工夫することで、栄養バランスを保ちながら食いつきを良くすることができます。
また、餌を与える時間を一定に保つことで習慣化され、魚もストレスなく食事を楽しむことができます。
週に一度は絶食日を設け、消化器官を休ませることも健康維持に役立ちます。
シラコダイってなつく?
シラコダイは、個体差はあるものの、環境に慣れてくると飼い主の存在を認識し、餌の時間になると水槽の前に寄ってくるような行動を見せることがあります。
これは習慣化によるもので、毎日決まった時間に餌を与えることで学習し、人間に対して好意的な行動を取るようになります。
なつくというよりは、餌と結びつけて行動する学習能力が高い魚と言えるでしょう。
混泳してもいい?
シラコダイは基本的に温和な性格で、他の魚との混泳も可能ですが、同種や似たような色・形状の魚には攻撃的になることがあります。
特に小さな水槽では縄張り意識が強くなりがちなので注意が必要です。
混泳を成功させるには、広めの水槽を用意し、隠れ家となるライブロックや水草を配置することで、魚同士のストレスを軽減できます。
また、混泳させる魚は性格の穏やかな種類を選び、体格差がありすぎないようにすることがポイントです。
コガシラベラygにクリーニングされているシラコダイ pic.twitter.com/mx0UX9GfOY
— さかな (@chaetodon07) March 24, 2025
シラコダイの飼育に必要な準備
・ろ過装置
・水温管理
・照明
・水質管理
水槽サイズ
最低でも45cm水槽が推奨されますが、シラコダイは活発に泳ぐ魚であるため、可能であれば60cm以上の水槽を用意するのが理想的です。
特に複数飼育を考えている場合は、90cmクラスの大型水槽が適しています。
水槽の高さよりも奥行きと幅が重要で、十分な遊泳スペースを確保することで、魚のストレスを軽減できます。
また、レイアウトや装飾の自由度も高まり、観賞性も向上します。
ろ過装置
水質を安定させるためには、高性能なフィルターの設置が欠かせません。
外部式フィルターはメンテナンス性が高く、大容量のろ材を使用できるため、水質の長期安定に向いています。
上部フィルターは酸素供給能力に優れ、水面の攪拌によって酸素濃度を保ちやすい利点があります。
場合によっては、底面フィルターやスポンジフィルターを併用し、複数の濾過方法を組み合わせると効果的です。
水温管理
シラコダイに適した水温は24〜28度とされています。
熱帯魚用のヒーターに加えて、温度が上がりすぎないようファンや冷却装置の設置も検討すると良いでしょう。
サーモスタット付きのヒーターを使用することで、水温の急変を防ぎ、病気のリスクを減らすことができます。
また、季節によって水温が大きく変動する地域では、年間を通じた温度管理の工夫が求められます。
照明
自然光に近いLED照明を使用すると、シラコダイの色彩がより映え、美しい姿を楽しむことができます。
LEDは発熱が少なく、電気代の節約にもつながるため、長期間の使用にも適しています。
日照時間は1日8〜10時間程度が理想ですが、自動タイマーを活用することで、一定のリズムを保ちやすくなります。
水草やライブロックと組み合わせる場合は、照度や波長も考慮する必要があります。
水質管理
pH値は8.1〜8.4、比重は1.020〜1.025が理想的です。
シラコダイは海水の変化に敏感なため、安定した水質の維持が欠かせません。
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週に1〜2回は水質検査キットを使って、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩の濃度をチェックしましょう。
水質が悪化すると食欲低下や病気の原因になるため、定期的な水換え(週に1回・30%程度)とともに、ろ材のメンテナンスや水流の調整も重要です。
よくあるシラコダイの飼育トラブルとその対策

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白点病
白点病はシラコダイに限らず多くの熱帯魚がかかりやすい代表的な病気で、体に小さな白い点が現れるのが特徴です。
原因は水温の急激な変化やストレス、免疫力の低下などが挙げられます。
予防には安定した水温管理が不可欠であり、ヒーターやクーラーを活用して季節による水温のブレを最小限に抑えることが重要です。
また、定期的な水換えや過密飼育の回避も効果的です。感染した場合は、薬浴や水温の徐々な上昇(1〜2度)によって治療を試みることが推奨されます。
餌食いが悪い
シラコダイが餌を食べない場合は、新しい環境にまだ慣れていない、もしくは水質が適していない可能性があります。
また、単調な餌に飽きてしまっている場合や、他の魚に餌を奪われているケースもあります。
まずは冷凍ブラインシュリンプやアミエビといった食いつきの良い餌を試してみましょう。
さらに、餌の与え方を変える、場所を固定する、照明の強さを調整するといった工夫も効果があります。
食欲が改善しない場合は病気の兆候も疑い、水質チェックや体表の観察を行いましょう。
縄張り争い
縄張り争いは、特に同種や似たような見た目・性格の魚同士で起こりやすく、水槽が狭いほど顕著になります。
シラコダイ同士でも、狭い空間では激しい追いかけ合いや攻撃が発生することがあります。
これを防ぐためには、水槽を十分な広さに保ち、ライブロックや水草を使って視界を遮る隠れ家を設けるのが効果的です。
魚の数を奇数にすることで、一匹が集中攻撃されるのを防ぐこともできます。
また、争いが激しい場合は、一時的に隔離して様子を見たり、レイアウトを変更して縄張りのリセットを促すことも有効です。
その他のトラブル:病気や環境変化
白点病以外にも、細菌感染やヒレの裂け、寄生虫などの病気も発生することがあります。
これらは主に水質悪化や栄養不足、ストレスが原因であるため、日頃からの水質チェックとバランスの取れた食事、静かな飼育環境の維持が大切です。
また、急な水換えや水温の変化はストレスを引き起こしやすいため、常に少しずつ調整を行うようにしましょう。
シラコダイの飼育Q&A

Q. シラコダイは初心者でも飼える?
A. 飼育はやや中級者向けですが、基本を守れば初心者でも育てることは可能です。
特に水質管理や温度調整が大切になるため、海水魚の飼育が初めての方は事前に十分な知識を身につけてから飼育を始めると安心です。
また、初期投資として必要な機材が多いため、準備期間をしっかり取るのが成功のポイントです。

Q. 水槽にサンゴを入れてもいい?
A. シラコダイはサンゴをつつくことがあるため、サンゴとの相性には注意が必要です。
特に柔らかいサンゴやポリプを広げるタイプのサンゴは被害を受けやすい傾向があります。
どうしてもサンゴと一緒に飼育したい場合は、比較的丈夫なLPS(大ポリプサンゴ)や毒性のあるサンゴを選ぶと攻撃を受けにくくなります。
観察を続けて、問題が出るようであれば水槽を分けるなどの対応も検討しましょう。

Q. どのくらいの頻度で水換えする?
A. 週に1回、全体の3分の1程度の水を交換するのが理想です。
特に海水魚は水質の変化に敏感なため、こまめな水換えが必要不可欠です。
水換えの際は、温度と比重(塩分濃度)を新しい海水と一致させることが重要で、これを怠るとストレスや病気の原因になります。
また、1〜2か月に一度は底砂の掃除やろ材のメンテナンスも行い、長期的に清潔な環境を保ちましょう。
シラコダイの飼育 まとめ
シラコダイは見た目の美しさと優雅に泳ぐ姿から、多くのアクアリストに愛されている熱帯魚です。
白と黄色のコントラストが美しく、水槽内でもひときわ目を引く存在です。
その一方で、ややデリケートな一面も持ち合わせており、海水の環境に敏感に反応するため、安定した飼育環境を維持することが長期飼育の鍵となります。
適切な水槽サイズの選定や、ろ過装置・ヒーターなどの設備をしっかり整えることはもちろん、毎日の観察や水質のチェックも欠かせません。
また、餌の種類や与え方にも工夫を凝らすことで、健康で活発な状態を保つことができます。
初心者の方にとってはややハードルが高いように感じられるかもしれませんが、基本を丁寧に学び、ゆっくりと慣れていけば、飼育の楽しさと達成感をしっかりと味わうことができるでしょう。
シラコダイは、その魅力とともに飼育者に観察力や工夫の大切さを教えてくれる魚です。
水槽という小さな海の中で、豊かな命の営みを感じられる存在として、これから海水魚を始めたい方にもぜひチャレンジしてほしい一匹です。
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