しかし、可愛さだけではうずらの飼育には不安もついてきます。
飼いやすいと思われがちなうずらですが、実際には予想以上に手間がかかることもあります。

これからうずらを飼おうと考えているあなたへ、今回は飼う前に知っておくべきデメリットを紹介し、初心者でも安心して飼えるような対策方法をお伝えします。
うずらとの生活を楽しむために、ぜひ参考にしてください。
うずらを飼う前に知っておくべきデメリット
・旅行に行けない
・フンがくさい
・意外とお金がかかる
・届出を出さないといけない
・寿命が短い
・他のペットと飼うのが難しい
・ペットホテルや預かりサービスがほとんど無い
・掃除道具や飼育用品の収納場所に困る
うずらは見た目が可愛く、比較的小さなペットとして飼いやすいと思われがちですが、実際にはいくつかのデメリットがあります。
これらのデメリットをしっかり理解しておくことで、飼育に関する準備が万全になります。
鳴き声がうるさい

うずらは小さな体でありながら、意外に大きな鳴き声を発します。
特にオスのうずらは「ピーピー」と高音で鳴き、繁殖期になるとその鳴き声が一層大きくなることもあります。
小さな鳴き声でも、アパートやマンションのような音に敏感な場所では、近隣の住民に迷惑がかかることがあります。
もし静かな環境で過ごすことを望む場合は、うずらの飼育が向いていない可能性もあります。
一軒家で住んでいて、うずらのケージを1階に置き、自分は2階で寝ていましたが、朝になるとピーピーうるさくて起きたなんてことも結構ありました。
電話がかかってくると、うずらたちの近くでは出られないので、わざわざは走って声が聞こえない部屋に行っていました笑。
鳴き声が問題となることを考慮し、飼育環境を選ぶ際には注意が必要です。
旅行に行けない

うずらは非常にデリケートな動物で、飼い主が長期間家を空けると、適切なケアができずに健康を害する可能性があります。
餌や水の補充、ケージの掃除など、日常的なケアを欠かすことはできません。
旅行に行く際には、信頼できるペットシッターや友人に世話をお願いできる体制を整えておく必要があります。
私はうずらを飼っていても、対策すれば旅行に行けるのかなと思い、実験してみました。
まず、1番に浮かんだのが旅行中の餌と水問題。
そで私は実際には旅行に行ってないですが、行ったことを想定して、餌をいつもの餌箱に2日分と、水をたくさん入れておきました。
観察していると、いつもよりかなり多い量の餌をあげたらすぐに平らげてしまいました、、、
考えてみればそりゃそうですよね。
うずらからしたら、この餌が2日分だから考えて食べてね なんてわかるはずがありませんでした。
また、毎日排泄物の掃除などをしているのでそれをサボったらとんでもない臭いになってうずらも気分を害するのではないかと思います。
まる1日世話や観察をしないだけで、私は心配でたまらなくなります。
フンがくさい

うずらのフンは小さいながらもかなり臭いが強いことがあります。
うずらは頻繁にフンをするため、ケージを放置すると家の中に不快な臭いが広がることもあります。
特に、フンを長時間放置すると、臭いがこもりやすくなり、飼育環境全体が不衛生になります。
私は必ず毎日排泄物を掃除していました。
掃除の手間を減らすためにも、フンの頻度に合わせて定期的な掃除を行うことが求められます。
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意外とお金がかかる

うずらは比較的小さなペットですが、飼うためには意外とお金がかかります。
初期費用としてはケージや温度管理のための設備、餌などが必要であり、長期的には餌の補充や健康管理費用がかかります。
さらに、うずらが病気にかかると、動物病院での治療費が発生することがあります。
病気や怪我に備えた予防措置や定期的な健康チェックも必要です。
予期しない支出に備えて、ペットを飼う前に十分な予算を確保することが大切です。
届出を出さないといけない

日本では、鳥類の一部には飼育に関する届出が義務付けられている場合があります。
特に、野生の鳥類を飼う場合や特定の種を飼う際には、地方自治体に届け出が必要になることがあります。
うずらを飼う場合でも届出が必要となるため、事前に自治体や関連機関に確認し、必要な手続きを行うことが求められます。
これがまためんどくさいんです。
私は、自分の住んでいる地域が届出がいるのか必要ないのかを調べたりどんな手順で何をしたらいいのか全くわからなかったので、自治体に電話をして聞きました。
飼う前にこの点をしっかり確認しておくことが大切です。
寿命が短い

うずらの寿命は比較的短く、一般的には6〜8年程度です。
他のペットに比べて寿命が短いため、愛情をもって接していても、別れが早く訪れる可能性があります。
短い寿命をどう受け入れ、ペットとの絆をどう深めるかについて、飼う前にしっかり考えておくことが重要です。
今まで家族のように飼ってきたペットが数年で別れが来るのはかなり辛いです。
正直、これがうずらを飼ういちばんのデメリットだと私は思います。
他のペットと飼うのが難しい

うずらは非常に小さな体を持つため、他のペットとの共存が難しい場合があります。
特に、犬や猫などの捕食本能を持つ動物とは相性が悪く、うずらがストレスを感じたり、最悪の場合、事故が起きる可能性もあります。
私は、うずらを飼っていた時も、犬や亀など多くの生き物も飼っていましたが、必ず合わせることのないように2階で飼ったり、他の部屋で飼ったりしていました。
犬の鳴き声などでもストレスが溜まることがあるので、聞こえないようにするのが本当に大変でした。
また、うずら同士でも縄張り争いが発生することがあるため、複数飼う場合は十分なスペースと管理が必要です。
他のペットと一緒に飼う場合は、お互いの特性を理解し、慎重に環境を整えることが重要です。
ペットホテルや預かりサービスがほとんど無い
犬や猫に比べて、うずらを預かってくれる施設は非常に少ないのが現実です。
特にペットホテルや動物病院の預かりサービスでは、うずらのような小鳥を扱っていないことが多く、急な外出や長期間の旅行が難しくなります。
旅行や入院など、どうしても長期間家を空ける必要がある場合には、あらかじめ信頼できる家族や友人、あるいは個人で活動しているペットシッターなどを探しておく必要があります。
ただし、うずらの飼育経験がない人に頼む場合は、餌の与え方や温度管理、ケージの掃除方法など、細かく説明しておく必要があります。
慣れない人に任せるのは不安も伴うため、日ごろからサポートしてくれる人との信頼関係を築いておくことが大切です。
また、ペットシッターによっては鳥類に対応していない場合もあるため、事前に対応可能か確認することが必要です。
掃除道具や飼育用品の収納場所に困る
うずらの飼育には、ケージやエサ入れの他にも消臭剤や新聞紙、掃除用具などが必要になります。
これらの道具を置くスペースを確保しておかないと、生活空間が狭くなってしまうこともあります。
特にアパートやマンションなど限られたスペースで飼育する場合、うずら関連のグッズが思いのほか多くなり、整理整頓が大変です。
清掃用品や餌のストックを清潔に保つ収納スペースを確保するために、事前に収納場所を決めておくことが望ましいです。
うずらを飼うデメリットは大変すぎるから?
・体調管理が難しい
・ヒナの飼育はさらに大変
・家族の理解が必要
・うずら飼育で毎日するべきこと
・定期的なケージの掃除
・うずらにとってのストレス管理
食事管理が重要

うずらの食事は栄養バランスがとても重要です。
市販の餌だけではなく、野菜や昆虫などを与えることで、栄養価を補完することができます。
うずらの健康を保つためには、食事の内容に十分配慮し、栄養不足や過剰摂取を避けるよう心掛けることが大切です。
また、餌の交換や新鮮な水の提供も忘れずに行いましょう。
体調管理が難しい

うずらは非常にデリケートで、体調を崩しやすい動物です。
特に温度管理が重要で、寒暖差に弱いため、室内の温度を安定させることが必要です。
また、湿度にも敏感なので、過度に乾燥したり湿ったりしないように調整する必要があります。
こまめな健康チェックや体調の変化に気づくことが、うずらを元気に育てる秘訣です。
私は1日に何度かうずらをケージから出して、運動をさせているのですが、1度うずらがソファーの下に行ってしまい、そこでほこりを吸い込んだようで、体調を悪くしたことがありました。
うずらをケージから出す場合は、周りの環境を整えてから出すようにしてください。
ヒナの飼育はさらに大変
ヒナを飼う場合は、温度管理や給餌の頻度がさらに大変になります。
ヒナは特に体調を崩しやすいため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
また、ヒナの時期は成長スピードが早いため、毎日状態を確認し、適切な食事や温度調整を行うことが求められます。
温度がほんの少し低いだけでも体調を崩すことがあり、夜間も含めて細かな見守りが必要です。
さらに、適切な湿度の管理も重要で、過度な乾燥や湿気は健康に悪影響を与えることがあります。
ヒナの時期を無事に乗り越えるには、経験や事前の準備、そして根気が必要となるでしょう。
家族の理解が必要
ペットの世話は1人で行うことが多くても、家族と同じ空間で生活している以上、鳴き声や匂いなどで影響を与えることがあります。
飼う前に家族としっかり話し合い、理解と協力を得ることが重要です。
特にうずらの鳴き声は、思ったよりも高く通る音であるため、日常生活にストレスを感じる人もいるかもしれません。
また、掃除や給餌の際に発生する臭いや汚れに対する家族の理解も不可欠です。
家族全員で快適に暮らすためにも、事前の話し合いやルール決めが円滑な飼育の鍵となります。
うずら飼育で毎日するべきこと
うずらの飼育には手間がかかりますが、少しの工夫と準備でそのデメリットを克服し、楽しく飼うことができます。
うずらは愛情を持って接することで、飼い主との信頼関係を築き、可愛らしいペットとして楽しむことができます。
定期的なケージの掃除

うずらは比較的清潔を好む動物で、ケージの掃除をしっかり行うことが重要です。
特に、フンや食べ残しがケージ内にたまると、病気の原因となることがあるため、毎日の掃除を習慣にすることが必要です。
必ず毎日やりましょう!
定期的に糞を取り除き、ケージを洗浄することで、清潔で快適な環境を提供できます。
うずらにとってのストレス管理

うずらは非常に敏感な動物で、ストレスを感じると体調を崩しやすくなります。
ストレスを減らすためには、周囲の環境を整え、うずらがリラックスできる場所を提供することが大切です。
特に、他のペットが飼育ケースを覗き込むなど明らかにうずらが嫌がりそうなことは絶対に避けましょう。
うずらを飼うデメリットを軽減するために
・信頼できるサポート体制を整える
・飼育スペースと生活スタイルの見直し
・長期的なコストを把握しておく
・うずらを飼うデメリット まとめ
うずらは小さくて可愛らしいペットで、飼う楽しみも多いですが、適切な飼育環境と管理が求められる動物です。
うずらを飼うことに後悔しないためには、以下のポイントをしっかり理解し、準備しておくことが大切です。
飼う前に十分なリサーチを

うずらを飼う前に、十分な情報を集めておくことが大切です。
食事や環境の管理、健康チェックなど、飼育にかかる手間やコストについても把握しておきましょう。
飼ってからこんなはずじゃなかったってなるのがいちばん最悪です。
飼う前に色々なデメリットを知っておき、想定済みにしておくことで、後悔するようなことは防げると思います。
実際、私は10匹以上のうずらを今まで飼ってきていますが、飼わなきゃ良かったなんて思ったことは1度もありませんでした。
別れの時はかなり辛いですが、それ以上に今まで一緒に過ごしてきた思い出の方が大きいです。
信頼できるサポート体制を整える
うずらは毎日の世話が必要なペットです。
そのため、自分が体調を崩した時やどうしても外出しなければならない時のために、協力してくれる家族や友人、ペットに理解のある人とのネットワークを作っておくことが安心につながります。
特に旅行や入院などの長期的な外出が必要な場面では、事前にしっかりとした準備と打ち合わせが欠かせません。
うずらはデリケートな動物なので、世話を頼む人には具体的な飼育方法や注意点を丁寧に伝えることが大切です。
また、緊急時にすぐ対応できるよう、信頼できる動物病院やペットシッターの連絡先も共有しておくと安心です。
ペットを取り巻く環境の変化にも柔軟に対応できるよう、複数のサポート候補を用意しておくのが理想です。
飼育スペースと生活スタイルの見直し
うずらは静かで落ち着いた環境を好むため、生活空間のどこにケージを置くか、日常生活の音や動きがストレスにならないかなど、飼う前に生活スタイルを見直すことが大切です。
防音マットの設置や、夜間はケージをカバーで覆うなどの工夫もおすすめです。
また、直射日光が当たる場所やエアコンの風が直接当たる場所は避けるようにし、安定した温度と湿度を保てる環境を整えてあげましょう。
家庭内で他のペットや小さなお子さんがいる場合は、うずらのストレスを軽減するために、生活動線から少し離れた静かな場所にケージを置くと良いです。
日中にうずらが落ち着いて過ごせるように、カーテンやパーテーションを使って視界を遮るのも効果的です。
長期的なコストを把握しておく
うずらの寿命は5〜8年ほどですが、その間にはエサ代や掃除用品、動物病院の費用など、想像以上にコストがかかることがあります。
突発的な支出にも備えて、余裕をもった予算計画を立てておきましょう。
特に病気やケガの際には、診察料や治療費、薬代などの医療費が発生することがあります。
また、成長に合わせたケージの買い替えや、防寒・防音グッズの導入、消耗品の補充など、細かい出費が積み重なります。
初期費用だけでなく、月々の維持費や緊急時の支出も含めてシミュレーションしておくことで、安心してうずらとの生活を続けることができます。
うずらを飼うデメリット まとめ

うずらはその可愛らしい姿で多くの人々に愛されるペットですが、飼う前にはいくつかのデメリットを理解しておくことが重要です。
鳴き声やフンの臭い、食事や健康管理の難しさなど、飼う上での注意点をしっかりと把握し、準備を整えることで、うずらとの生活をより快適に楽しむことができます。
デメリットを理解し、適切な対策を講じることで、うずらとの楽しい時間を長く楽しむことができるでしょう。
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